【緊急取調室】あらすじ全部【第7話】大久保佳代子・稲葉友・天海祐希・田中哲司・小日向文世

第7話「私が試しました」2019年5月30日(木)放送分

あらすじ

宝石販売会社の女性経営者である伴佐知恵(大久保佳代子)が、元夫・坂本彰夫(尾崎右宗)を殺したと午前4時幡ヶ谷署に自首。坂本はスポーツジムのトレーナー、現場は坂本のマンション、凶器はダンベル、死亡推定時刻は午後10時から午前1時の間、マンションの管理人が午後10時20分に伴が走って出ていくところを目撃している。

取調担当は小石川(小日向文世)と真壁(天海祐希)。伴は犯行現場のポラロイド写真を持ち込んでいた。「警察の方にお手間をかけないように証拠をお持ちした」と言い、ポラロイドカメラなんて今時珍しいという問いには「宝石展示会で、成約したお客様と販売員のインスタント写真を撮るサービスが喜ばれている」と話す。展示会にイケメン販売員を採用し、女性一人で起業した会社を大きくしたという評判だった。

「悪いことをした以上、罪を償わなければ幸せになれないと思った」自分の誕生日に、23歳年下で24歳のイケメン販売員・若杉純(稲葉友)と再婚する。彼のためにも一日も早く罪を償いたいと、身の上話しをはじめる。

伴は29歳の時に、スポーツジムでトレーナーをしていた坂本と出会い結婚。仕事を辞めた坂本の代わりに、必死に働き結果、いいお客様ができた。
離婚後さらに事業が大きくなったところに、仕事が長続きしない坂本が金の無心に訪れる。ジュエリーは夢を売る仕事、噂になるようなことは避けたいと、坂本にたびたび金を渡していた。結婚が決まったため断ると口論。もみ合いになって殺した。

磐城刑事部長(大倉孝二)は、送致期限までまだ時間があるから、ジックリ慎重に容疑を固めるよう言い渡す。
真壁は、自供も矛盾がなく物証もある。容疑は固まっているため所轄に引き渡して、社会的影響の大きい解決困難な事件こそ、キントリが担当すべき事案だと主張。
小石川は「事案に軽い重いはない。むしろ再度洗いなおすべきだと考える」「24歳の男が48歳の女と結婚するのは不自然。たとえ金に目がくらんでいたとしても、殺人犯になったと聞いたら二の足を踏むのではないか」と反論し、真壁と対立。

婚約者の若杉は 「あまり成績の上がらなかったボクに社長が個人的にセールスの指導をしてくれた」のが親しくなったきっかけだと話す。
「二回り年上、しかも殺人犯になった女性と結婚するだろうか。殺人罪の刑期は10年は下らない、刑務所から出てきた時、60歳になっているかもしれない」と渡辺は言うが、若杉は「世話になったから今度はオレがつくす番。60でも70でも構わない」「佐知恵を愛してるんだよ!」とムキになって言う。
「愛してるなんて警察の前で言うか?」とかえって、渡辺の違和感を強めた。

梶山管理官(田中哲司)も「離婚後、苦労して今の地位を築いて再婚相手も見つけた。やっとつかんだ幸せを簡単に手放すようなことをするのか。」と疑問を口にする。さすが離婚経験者!など酔ったメンバーがからかう中、こぼれた焼酎を見て玉垣(塚地武雅)がなにかに気づく。

伴が提出した写真と、鑑識が撮った写真。傾いたテーブルにこぼれた油の流れ方が、粘性と傾斜角度を考えると、鑑識の臨場からさかのぼった犯行時間、時間経過と合致しない。伴の証言や目撃情報にあった午後10時ではなく、午前1時前後の犯行であることを示す。
死亡推定時刻を修正して、再度聞き込みを行なうと、午前1時に若杉がバイクで立ち去るのが目撃されていた。

坂本を殺したのは若杉で、伴は身代わりに自首。それなら、二回りも年齢が離れた女との結婚も悪い取引ではないだろう、との見立て。ただこんどは動機がない。

面会帰りの若杉に、真壁は廊下で声をかける。「慎重に懸命に捜査を進めている。いろいろ疑問があり、真実を探り出さなければ」若杉は「自首したのに捜査しているのか」と動揺を隠せない。

若杉はその足でジムに向かう。坂本の元職場のジムだった。
ジムを利用していた辻野静香(小池由)に「電話してこないで。ここのジムの会員と親しくしてるって知られたくない」と声をかけると、女は「私から離れたいの?もういい、お金返して」と。若杉は「もうちょっとしたらちゃんとするから」と取り繕うが、騒ぎとなり、尾行していたモツナベが取りなす。

坂本と若杉が顔見知りだったことや、若杉は他に女がいて、大金を借りていたことが判明。若杉は坂本の元嫁と知った上で、伴に近づいたのではないか。坂本と若杉ははじめからグルで、伴から金を巻き上げようとしていたのではないか、と推理が進む。

再度、伴の取り調べ。担当は真壁と菱本。
若杉の目撃情報が出たこと、油の垂れ方から殺害推定時刻は午前1時であり伴の帰宅後だったこと、被害者は二回殴打されていたことから、伴が若杉をかばっているのではないかと指摘するが、「万一まだ息があったら救急車を呼んだほうがいいからと、若杉は見に行ってくれただけ。私が殺した。早く私の罪を裁いてください」と頑な。

送致期限まで1時間となった。
最後の切り札として、若杉がジムでもめあった時に落としていった婚姻届を見せれば、裏切られていたことに気づき、正直に話すのではないか・・・。真壁は「伴は犯人ではない可能性が高いのに、絶望させて吐かせるのはどうなのか」と反論。(ここで外のモツナベに動きあり、キントリに連絡も入る)

小石川と真壁が取調室に戻る。
若杉は販売員の講習から熱心に自分の話を聞いてくれた。ノウハウを身につけたら裏切るように辞めていく販売員も多いし、離婚で人間不信になっていたが、「宝石を売ることは夢を売ること」という考えに、若杉は共感してくれた。

どれだけ信頼しあっているか、必死に語る伴に、まだ若杉さんはあなたの夫ではありませんよ、と婚姻届を見せる。追い打ちをかけるよう「若杉が提出しようとしていたのは、こちらの婚姻届だったようです」とジムにいた辻野静香との婚姻届を出す。

切り札を突き付けたのは、作戦に反対していた真壁。「若杉さんに裏切られていたことを、伴が理解してくれると信じている」と言う真壁に、「私は一度も人を信じたことがない」と、真実を語り始める伴。

【真相はここ】
伴は坂本を殴ったが、死んではいないと思った。帰宅後「これでまた脅される」と若杉に相談。若杉は「オレが話しをつけてくる」と出かけるが、小一時間で帰り「あの人死んでたよ」と撮ってきたポラロイド写真を見せる。写真には伴の訪問時にはなかったナッツが映っていた。
伴が去った後、気が付いた坂本はナッツ等を食べ、そこに若杉の訪問。若杉が殺し、写真を撮って帰った。--若杉の話しに乗っかり、自分が殺したんだからと、自首した。

若杉は坂本から「オレが教えたから”人間不信女” に取り入ることができたんだ。グルだとバラしたらお前は終わりだ」と言われていた。坂本の支配に嫌気が差し殺害したと供述し、若杉逮捕。

被害者:坂本彰夫(尾崎右宗)
容疑者:伴佐知恵(大久保佳代子)
真犯人:若杉純(稲葉友)

【身代り出頭の理由】
伴は 「若杉と坂本は2人で結託して、私からお金を取ろうとしてたのでは」と気づいていたが、「若杉の身代わりになって、自分が自首すれば、さすがに申し訳ないと思って本気で私を好きになってくれるかもしれないと思った」
仕事も充実していたが、元々親にもかわいがられず、坂本にもタカラれて、人間不信になっていた。誰かを信じたかった。

ラベル「愛を試す女」

(完)
 

まとめ

第一話冒頭で、全取調完全可視化に向けての幹部によるキントリ見学会で、被疑者・北山未亜(吉川愛)が真壁を小馬鹿にする様子が描かれていましたが。
今回、第三話冒頭でも差し込まれていました。大学生が同級生を殺した医大生刺殺事件のニュースを見ながら、「嫌な連鎖だ」「北山未亜の事件が発端になってるなら、自供を取れないまま送検した私(真壁)に責任がある」「いやいや、キントリ全員の責任だ」とキントリメンバーらが話しするシーン。第3シーズンの一番の大きな事件が、この北山未亜なのでしょうね。

しかし、今回の大久保さん。なぜ起用した。
話題作りとしても話題になっていたように思えないし、 ここまで演技がダメとは思わなかったのか、まあ多くの話しが進む中でこういうキャスティングがあってもいいかという妥協なのか。よくわかりませんが。
「同世代の女性として見ていられない」という感情が、見る目を厳しくしているのかな。それなら申し訳ないけど・・・多分大久保さんが悪いんじゃなくて、活かせないほうが悪いんだと思う。大久保さんをもっと丁寧につかって!と思いました。

あと今回はメンバー対立がありましたね。(女流棋士の回でも菱本と玉垣のくだりがあったけど)小石川(小日向文世)と真壁(天海祐希)だけではなく、モツナベも。
今回は井上さんの脚本の回だったんですけど、これらの対立は大きな流れの、なにかの伏線なんでしょうか。例えば「特捜9」の寺尾聰のように、誰かの降板が決まっているとか。いや知らんけど。

おわり。みもみもでした。

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